東北大学 原子炉廃止措置基盤研究センター

東北大学

センターの概要

センター長ごあいさつ

渡邉 豊

東北大学原子炉廃止措置基盤研究センター
センター長
渡邉 豊

福島第一原子力発電所(以下1Fと略)の廃止措置と環境修復は、まさに国家的難事業であり、科学技術立国を標榜する我が国の国際的信用がかかった挑戦でもあります。1Fの廃止措置を完遂するためには、広範な科学と技術の結集が必須です。

 東北大学は1Fサイトから僅か90kmあまり、そして東日本大震災の被災地に立地する研究大学です。震災翌年の8月には総長が1Fサイトを訪問し、関係者の現場での奮闘を目の当たりにするとともに、技術的ブレイクスルーが随所に求められていることを実感しました。そしてこの日、安全な廃止措置への全学を挙げての貢献を決意いたしました。

 本学の研究ポテンシャルを結集し、長期にわたる廃止措置に対して継続的に貢献する体制を作るために、平成28年12月1日に全学組織として『東北大学 原子炉廃止措置基盤研究センター』が設置されました。本学の特長を最も活かすことの出来る分野として、『廃止措置リスク管理技術研究部門』と『放射性廃棄物処理・処分技術研究部門』の2部門体制でスタートすることといたしました。

 廃止措置研究は、東北大学の建学の精神『研究第一主義』、『門戸開放』、『実学尊重』をまさに実践する場でもあります。多くの大学院生も廃止措置に関する 様々な研究に主体的に取り組んでいます。通常炉の廃止措置に資する研究開発も含め、当センターから有用な技術がタイムリーに生み出されていくこと、そして、有望な人材がここから社会に巣立っていくことを願い、努力していく所存です。

 ご支援を賜りますようお願い申し上げます。