2025-08-05

米国ミシガン大学訪問

東北大学原子力安全・廃止措置研究センターの教員4名と、東北大学、京都大学、東京科学大学、福井大学の学生13名が2025年7月13日から25日まで米国ミシガン大学工学部原子力工学・放射線科学科(NERS)を訪問いたしました。

本センターとNERSは過去3年間にわたり共同ワークショップ、教職員交流、共同研究を通じて着実にパートナーシップを築いてまいりました。今回の訪問は、両機関が協働した原子力人材育成活動の一環です。

訪問した学生は学部4年生から博士課程の学生で、2週間の教育・文化交流プログラムに参加し、原子力研究人材の育成及びSEEM学の構築に資する情報収集を目的としました。

滞在期間中、学生たちは①原子力工学及び関連分野の専門家による講義・演習、②研究室・文化施設訪問・教養講座、③教員・学生との交流、④ミシガン州モンローのフェルミ2原子力発電所訪問等を体験しました。日米の原子力発電を取り巻く環境や思考法の違いを体験し、地域や年齢を越えた原子力エネルギーとクリーンエネルギーの未来への考え方を経験しました。

本センターでは、これからもミシガン大学との交流を行っていく予定で、来年度はミシガン大学の学生が東北大学を訪問する予定です。

最後に今回の訪問を快く受け入れてくれたNERS学科長のTodd Allen教授、このプログラムを企画してくれたBarbara Pietsch氏とYugo Ashida氏、講義を行ってくれた先生方、運営をしてくれたすべての皆様に深く感謝申し上げます。