Research department研究部門
放射性廃棄物処理・
処分技術研究部門
1F 廃止措置のうち最も重要な工程が、燃料デブリを回収し処理・処分することです。これを安全確実に実施するには、 まず燃料デブリの特性(機械的、固体化学的、放射線化学的性質)を把握した上でその回収方法や処理・処分方法を研究、 開発することが必要です。
本研究部門ではこれに貢献すべく、事故炉で発生した事象を想定した模擬デブリの製作と分析を通じて実際の燃料デ ブリの特性を予測するための研究に取り組んでいます。また、燃料デブリの安定状態を効率的に得るための処理方法、 最終処分するまでの保管方法および安全な最終処分方法に関する研究に取り組んでいます。